トピックス

トピック 2025.01.06

令和7年 年始式(1月6日)

脇田グループ代表挨拶(要旨)

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
本年は「新たなる挑戦」というキャッチフレーズを掲げ、新日グループをさらに良い会社にしていきたいという思いをお伝えします。

今年は「乙巳(きのとみ)」の年にあたり、60年に一度の縁起の良い年です。
「乙」はしなやかに伸びる草木を表し、困難を乗り越えながら進むことを意味します。さらに、「巳」は脱皮を繰り返して成長し、変革していく蛇を象徴しており、この二つが合わさることで、非常に縁起が良く、実りある年となります。
このように「乙巳」の年は、新たなスタートを切るのにふさわしい年であると知り、大変意義深く感じています。

私どもは昨年、55周年を迎えました。今年は56周年となりますが、「100年企業」を目指す中で、改めて「新たなる挑戦」というテーマのもと、皆さんにお伝えしたいこと3つあります。

1つ目は、オフィスの新築についてです。
昨年の夏に新社屋の建設が着工されました。今朝も現場を少し見てきましたが、工事は順調に進んでいるようです。
現在の旧社屋は、当初テナントとして入居したのち、オーナーより譲り受けたものを利用してきましたが、今回は新日グループのオフィスとして初めて建設をおこないます。
これにより、社員と会社との信頼関係がさらに深まり、社員同士の絆も一層強まると確信しています。
さらに、新しいオフィスは、新たな価値を生み出す基盤となり、未来への先行投資として大きな意味を持つものと考えています。

2つ目は、新規事業についてです。
現在、伊勢市で運営している『みたすの湯』の隣接地において、新規ホテル(約150室、750坪規模)の建設を計画しています。
基本計画については建築設計部と協議を重ねており、現在、事業計画の叩き台を作成中です。今年中に工事に着手できることを期待しています。
また、現行の旧社屋については、新築またはリノベーションによる最適な活用方法を検討中です。ホテルや賃貸住宅としての利用可能性を含め、資産を有効に活用することで、グループ全体の利益に資する方法を模索し、具体的な計画を進めてまいります。

3つ目は、M&Aによるグループ拡大です。
同業や類似業種の会社を対象に、株式取得を通じたグループ拡大を進めていきたいと考えています。
これにより、相乗効果や規模拡大のメリットを獲得するとともに、多様化によるリスク分散を図ることが可能となります。ここ2~3年以内は、これらの取り組みを積極的に進めるべき時期であると考えています。
新たに加わる会社には、それぞれ初心に立ち返って組織内部を見直していただき、戦略を立てていただくことも期待しています。

最後に、昨今、国内では自然災害が多発し、戦争による世界的な混乱など、何が起こるかわからない不確実な時代が続いています。
しかし、そのような状況下においても、私ども新日グループは、一歩一歩、地道に努力を積み重ねることに邁進してまいります。
また、55周年の節目を経て、次なる100年企業を目指す今、新しい事業に挑戦することが求められる重要な時期を迎えていると強く認識しております。
これからも「良い会社」をつくるために全力を尽くしてまいりますので、本年も変わらぬご理解とご協力を、よろしくお願い申し上げます。

令和7年1月6日
㈱新日ホールディングス 代表取締役社長 脇田 米丞

石堂社長挨拶(要旨)

新年おめでとうございます。

今年も、健康で新たな年を迎えられたことに感謝し、2025年も一日一日を後悔することがないように過ごせるようにとの決意を新たにしているところです。

昨年は、1月1日に発生した能登半島地震と追い打ちをかけた9月の豪雨災害など災害の悲惨さが印象に残る年となりました。新日でも、公費解体と測量業務で現地での活動にも参加しました。今年も、引き続き公費解体、測量業務に加えて設計業務での支援を計画しています。
世間では、深刻で重苦しい話題が多かったように思いますが、新日においては、55周年記念事業での、北海道旅行、新社屋の着工、エイブルの開業などがあり、また、新たな仲間が10人以上増えるなど今後につながる明るく好ましい話題がありました。

さて、いよいよ今年は、新社屋への移転が8月から9月には予定されており、2025年は新日グループにとって記念すべき年になります。
経営理念の“奉仕に徹し一歩一歩…また一歩”と経営目的の“豊かさと幸せを”を経営判断の基軸として2025年をいい年にしたいと考えています。

100年企業を目指す新日グループは、これまでも金融機関等からは経営の健全性について高い評価を得ているものと考えていますが、更なる安定的成長を目指してM&Aを検討してきており、様々な企業のデータに触れる機会がありました。その中では、良好な企業もあるもののほとんどは、やはり厳しい会社が多く、新日の会社運営に照らしたときに安定成長を目指すうえで、業務処理能力、受注力などとともに財務戦略も重要であると再認識したところです。社内的にも対外的にも長期的に成長企業を目指す新日の安定性、財務健全性は、社員にとっても安心して働ける環境を提供することにつながるものとして重要な要素です。これは、短期間で達成できるものではなく、地道に積み重ねる必要があり、単純化すると利益を出して、納税してその残りが会社の資産として積みあがっていくということです。したがって、今後も健全な経営を目指して、社員への配分、成長への投資、グループの安定性のための蓄積などをバランスに留意しながら経営判断していきます。

建設産業を取り巻く環境は公共事業批判や人口減少などを背景として、専門技術者の減少が進んでいます。将来性を見越して他業種に先駆けて改善に努める必要があります。働き方改革、就労環境の改善、給与などの待遇改善を進めると同時に技術力の向上が伴わなければ将来展望が描けません。
新日の永遠の課題である専門技術者による業務処理能力の向上と受注業務の拡大は、まだまだ道半ばです。技術者の育成、技術力の底上げが最重要課題となっています。
技術力の向上には、品質確保と業務効率の向上が欠かせません。これはある面トレードオフの関係に陥ることがありがちですが、品質確保が最優先であり、長期的視点に立って両立しなければなりません。

会社の技術力向上を安定的に高めるためには、社員一人一人の技術力の底上げが必要です。外部からの補強はある面即効性はあるとは思いますが、プラス面マイナス面の両面を考えたときに、新日の現状では今いる社員の底上げが新日の安定的な成長と皆さんの頑張りにも報いることが出来るよりベターな方策だと考えています。

繰り返し伝えていることですが、毎年5%ずつ作業効率を高めることを意識してください。8時間480分を5%24分短縮することを目指してください。決して不可能なものではないと思います。5年、10年の積み重ねで大きな差がつくことになります。専門知識を高めるだけでなく、文書処理能力、パソコンスキルなども重要であり出来ることはたくさんあります。新技術の導入、アプリの導入などは、積極的に提案してください。

昨年の納会で脇田代表から資格受験のコツの話がありました。個人個人それぞれに合ったやり方があると思いますが、業務に取り組むにあたり必要となる資格は受験要件が得られたら早期に挑戦し取得してください。資格は、取得が終わりではなくそれを使っていかに成果を出していくかが問われます。またやりがいも高まります。

意欲のある社員が主体性を発揮できる組織作りをして、明るく活力ある会社を目指します。
このような視点で社員一丸となって努力をすれば、必ず良い会社として100年企業は実現可能だと考えています。
2025年が新日Gにとっていい年にできるように社員間の協力体制を進めてより良い会社を目指していきましょう。

最後に、社員とその家族の健康と、新日グループのますますの発展を祈念して、年始の挨拶とします。

令和7年1月6日

㈱新日 代表取締役社長 石堂 公彦

 

CONTACT US

お問合わせ

建設、補償調査、土地区画整理、
市街地再開発、建築設計、測量、鑑定など
街づくりに関わることは
お気軽にお問い合わせください。