【記録】本審査終了
本審査当日(平成13年8月6日)
本審査当日の7階フロア(社長室、専務室のほか、総務部、企画営業部、品質管理室がある)の様子。心なしかいつもより早い出社がISO認証取得への強い思いを感じさせる。
審査開始1時間半前、すでに総務部長、企画営業部長、岐阜支店長も出社している。
1時間前には、社長、専務、品質管理室長を含む7階スタッフのほとんどが出社。さすがに皆の表情は硬く、それぞれの机の前で思いの中に入っている。表情の硬さは、自信の無さではなく、むしろ武者震いを抑え冷静さを取り戻すのためのもの。専務も何かに集中しているようで声をかける隙もない。
30分前、社内に一斉放送がかかる。さらに皆の思いは引き締まっていく。
10分前。社長、専務、以下各部門長、いよいよ会議室に集合。「さあ、やるしかない。」
9時、本審査開始。審査前全体会議の後、2チームに分かれて、いよいよ経営者と補償調査部から審査が始まる。経営者は会社概要、経営理念、品質方針、何ら怯む事なく、難なくクリアしていく。補償調査部は、審査員の先生と何か議論していて、心なしか部長の声のトーンが高い。見解の相違か?その後、総務部、品質管理室へと続く。品質目標の設定は、あくまで判定可能なものを求められる。
昼食および休憩の後、午後の部へ。
13時、品質管理室のあと企画営業部の審査。業務受注後、企画営業部から技術部門への流れがポイント。一方で、規格の理解という点では社内でもっとも高いレベルにいる測量部の審査。問題なし。
16時30分より、本日のまとめミーティング。一通り審査機関よりご意見を頂戴する。品質管理室、企画営業部、補償調査部に対して軽微な不適合1点ずつ。計3点
本審査2日目(平成13年8月7日)
9時、3チームに分かれて審査開始。技術部、事業部、岐阜支店。
13時。常滑支店および建築設計、電算部。何ら問題なし。
16時30分より、審査後全体会議。本日の不適合はなし。両日を通じて軽微な不適合は計3点。当社の品質マネジメントシステムに対し、審査機関より高い評価を頂く。
17時、本審査終了。みんなの中に安堵感が漂う。本当に皆さんひとまずお疲れ様。
17時31分。専務から、間髪入れず慰労のメール送られてきた。
「みんな!本当におつかれさん。」
8月7日午後5時ISO本審査が、無事終わりました。
全社員の皆さん、本当にごくろうさんでした。
改革委員会のメンバー、ISOワーキンググループ、その他幹部の人々、各部の部長、毎日の仕事の合間にきつい工程の中、頑張ってくれました。ありがとう。
審査員のお話しでは、社内では一応審査で合格扱いで良い。外部には、9月12日(水)の5時すぎに、評価員会議を終えて連絡があるとの事。
さて、今後はこのシステムを「体」で覚えるまで、良く慣れる事。日常業務のなかに、自然と組み込まれるよう努力していって下さい。