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トピック 2021.01.05

令和3年 年始式(1月4日)

令和3年の年始式は、コロナ禍のため、納会につづきZOOMで実施しました。

脇田会長挨拶(要旨)

1.はじめに

みなさん明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

今年の正月休みはイレギュラーな9日間で外出も自粛というようなコロナ禍でしたが、逆に家庭のなかでゆっくりできたのかなと思います。皆さんはどのように過ごしましたか。

昨年はコロナで始まりコロナで終わりました。また、年が明けてもすぐにコロナ感染者が最大数であるという事で、関東では政府に「緊急事態宣言」の発令を要請するなど、まだまだコロナが収まらない状況にあります。そこで私共はコロナ禍でどのような戦略を立てていくか、これを機会に事業戦略を再構築することが不可欠であると思っております。

 

2.新社屋の設立について

当初の新社屋建設計画が予定通りに進んでいれば、現在新社屋は基礎工事が終わっている段階で今秋には完成する予定にありました。

しかし、諸般の事情を勘案して、新社屋への出資を抑えて手許資金を豊かにしておいた方が経営上万全であるという判断から現在、新社屋の着工は時期を見極めております。

 

3.経営指針

事業戦略の再構築というと、「組織力の強化」、「利益を得るためのシステムの見直し」、「経営資源・経営資産をどのように運用し、財務力を高めていくか」など色々ありますが、新たに最も注目すべきは「デジタルトランスフォーメーション(DX)による技術業務の革新や会社・仕事の変革」であり、今ある経営資源の範囲内で多くの時間とお金をかけて時流にのっていかないと社会から遅れると感じております。

そして次に、一番の基本はやはり原点回帰です。100年に1度のパンデミックといわれるコロナ禍において私が思うのは、もう一度初心に返って会社そのものをどのようにするのかを思い返そうという事です。

「苟日新日々新又日新」は会社の命名のもとであり、「奉仕に徹し、一歩、一歩・・・、また一歩」は経営理念です。やはり原点回帰をして、経営理念、経営方針の通りにもう一度足元を見つめなおして、この厳しいコロナ禍のもと新しい時代を、また100年企業を目指すためにも、もう一度各人で経営理念と経営方針の基本を心に刻んでいくことがきっと良いことであると思います。

 

4.終わりに

今年も楽しく頑張って健康に留意をして一生懸命に仕事をしたいと思います。

皆さんにとっても良い年でありますように。

また、社員の皆さんがお互いに健康で楽しく仕事ができる環境を作りあげていただけますように私からもお願いします。

本年もどうか宜しくお願いします。

以上

秋山社長挨拶(要旨)

皆さん明けましておめでとう御座います。

例年とは異なったコロナ禍の不安な年末と正月でしたが、まずは令和3年1月4日無事に皆さんと顔を合わせることが出来たことを大変うれしく思います。

年が明けたとはいえ、コロナ感染が終息したものではありません。昨年同様、感染防止に細心の注意を払って令和3年を乗り切って行く必要が有ります。建設コンサルタントである新日にとっては、受注如何が業績に直接反映します。業務の受注は企業の発展存続の上で最大の関心事でもあります。

 

その受注活動に関して、従来と全く同じ方法の営業活動継続では、先はないと、これまでも、またこれからも声を大にして言い続けていきます。世の中が変化していく中で、業務の発注者でもある官庁の組織、求められる分野、業務の内容等も変化しています。現在、受注している業務でさえ、以前と比べれば、様々な面で変化していることに多くの技術者の方々は気付いているはずです。

そして我々が活躍できる分野、範囲も、世の中の変化に応じて、以前とは異なってきているはずです。とするならば、当然、変化に応じた、現在に則した営業活動が必要であることは言うまでもありません。それは、営業部門に限定したものではなく、技術部門、間接部門を含めた、オール新日挙げての営業活動を模索していかなければなりません。その為には、新日の企画部及び各部署含めた営業活動では、これまで以上に、「知恵」と、「情熱」と、「行動力」なくしては、業務受注には決して繋がりません。

新日は、ここ数年間、それこそ担当した皆さんの「知恵」「情熱」「行動力」によって釜石や福島をはじめとする東日本復興整備事業、リニア新幹線建設関連事業等を中心とした実績により、決算においても好成績を残してきましたし、社員の皆さんにも決算賞与にて還元することができました。現在では、これ等の復興事業やリニア新幹線建設事業は、ほぼ終結しています。しかし一方では、これまでの間、特に、建設資材単価調査業務については、皆さんの努力によって、新日の新たな特徴、大きな核となる業務にまで育っています。

 

また、測量部が中心となり電力会社関連の送電線地役権設定の測量や用地交渉業務についても、今、当に育ちつつあります。地籍調査業務についても、やっと市町村からの受注に大きな期待が持てる段階に来ています。さらに、建築設計をはじめ補償や鑑定分野の業務についても目指すべき方向が定まりつつある状況にあります。

そして、これ等業務は、当に、それぞれ担当してきた皆さんの「知恵」と「情熱」と「行動力」によって、新日の特徴ともいえる業務にまで育て上げてきたと言っても過言ではありません。

 

今年は、多くの業種、企業にとっても、また国民個人にとっても、『不安かつ不安定な一年』と覚悟する必要が有ります。この見解は多分、それ程、外れていないでしょうし、この時期の国土強靭化予算が必要であるとは言いながらも、景気対策としての大型公共事業の発注は、それほどには期待できるとは思えません。こんな時代背景のなかにあっても、新日は、「おかげ様で50周年!」から、新たに「100年企業をめざして!」の一年として充実した良い年を目指す必要が有ります。

「知恵」「情熱」「行動力」の成果がすぐ、今日、明日の業績には反映できないまでも、この先の大きな光、希望となる歴史的な良い年となることを信じ、記憶に残る一年を目指します。東日本復興支援業務等での皆さんの活躍と姿勢、リニア新幹線建設関連業務の実績、電力関連の測量と用地交渉等業務への取組みや、担当した皆さんの頑張りは、新日に対する多方面からの大きな評価に繋がっています。

これ等、業務の評価と実績は、次なる新たな業務発展に大きく貢献するものと確信しています。

 

令和3年は依然としてコロナ感染等の不安な時期を乗り越えていかねばなりません。その一方で、新日が大きく花開き、記念すべき一年になることを目指し、これまでも何度も言ってきた言葉ではありますが、この時期初心に戻って「知恵」と「情熱」そして「行動力」を自らの言葉として乗り切って行く覚悟です。

今年も一年よろしくお願いします。

以上

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