平成30年4月2日 入社式を行いました
今年の入社式は4月2日に執り行い、新卒者2人を迎え入れました。また平成30年度スタートに合わせ、3名が本社から福島、岩手から本社へ異動しました。
入社式では、新入社員に配属辞令交付後、各人挨拶の中で、「向上心を持って業務にポジティブに取り組む」旨、決意を述べました。これを受けて会長、社長から以下の挨拶があり締めくくりました。
脇田会長挨拶(要旨)
新入社員の皆さん、全社員歓迎します。よろしく!
松重閘門の桜も今年は少し早いようで花盛りを過ぎましたが、また新年度に新入社員を迎えることができ誠に喜ばしい限りです。
先ほど新入社員より、前向きに日々努力すると挨拶があった。いみじくも私自身も原点に返ろうと思う。ここにいる全社員、皆さんもこの新年度の切り替わりを契機に、専門技術者として各々の立場で、仕事に対する考え想いを新たにして取り組んでほしいと思う。
今年創業49年目、今年の新入社員の皆さんが私の年齢になる頃には、創業100年を迎える。私の夢は、50年後も「新日グループ」が存続していること。そのためには、もっともっと良い会社にしなければ存続しない。
最後に、私の現在の取組みを皆さんに話します。
①三重県伊勢市駅前再開発事業への取組み(省略)
②新社屋建設への取組み
③今後の発展への取組み
「めざせ!50周年。はばたけ!新日」キャッチフレーズに、組織の見直しや組織活性化策を推し進めているところ。新人の皆さんも若い力、発想力で共に創業100年を目指して基盤を築こう。私もさらに頑張ります。
秋山社長挨拶(要旨)
新入生の皆さん。ようこそ新日へ。
社員一同、皆さんを心から歓迎します。
新入生の皆さんへは社会人となったお祝いの意味をこめ、また新入社員以外の皆さんには、新年度スタートとして一言話したいと思います。
来年、西暦2019年11月は㈱新日創設50周年を迎えます。
法人である新日は、生身(なまみ)の限りある生命とか肉体を持つ個人とは異なって永久存続を前提としています。
株式会社新日は50年経とうが100年経とうが退化、老化するわけには行きません。
活力ある会社、組織であり続けなければなりません。
生身の寿命ある人間では50年もすれば、肉体的にも精神的にもくたびれてくるのは、悲しいかな宿命です、どんなに抵抗しても限りある命です。これに対して、法人は運営次第によってはいつまでも存続が可能です。また発展も可能です。
この永久存続を前提とする組織でも、挑戦を忘れたならば活気や魅力がない組織になってしまうのは簡単です。
社歴のある企業であっても、そこに胡座をかぎ、困難にたち向かっていかなければ、若さを失いやがては衰退に向かう事になるでしょう。昨年の今日も皆さんに伝えましたが、
「挑戦」それは、同じ事の継続、繰り返しでは明日はありません。
今日は、昨日の続きの一日ではありません。
明日は、今日の続きの一日ではありません。
今日は昨日とは違う新たな一日です。
明日は今日とは違う新たな一日です。
今年もまた、「挑戦」を掲げ、
創立50周年を契機に、新しい新日をスタートします。
昨年から、検討してきた計画、暖めてきた構想を今年、平成30年からは具体化していきたいと考えています。 それは先ず、
①市町村をはじめとする自治体に対し、待ちの営業から攻めの営業へ営業活動そのものを見直し、新たな活動を開始します。
そして、そのための新たなプロジェクトを立ち上げる計画です。
具体には、これまで我々が業務として担当してきた公共事業自体の内容と発注者が大きく変化しており、その変化に対応した組織づくりを目指します。
又、次には
②海外に目を向けた中小企業海外展開支援事業に挑戦します。
そして、そのための海外視察派遣と新たなプロジェクトを立ち上げます。
我々中小企業が構築してきた技術と経験実績を海外で活用できる市場の開拓を目指していきます。
この①新規公共事業業務と②中小企業海外展開支援業務を、創業50年を迎える新日の新しい核にすることを目指します。
勿論その他、時代の変化を察知し新たな業務の発掘にも継続して情熱を注いでいきます。
不慣れな事への挑戦、新しい事への挑戦は、課題も多くいろんな障害、困難も予測されます。
しかし、新たな物を創り上げる大きな楽しみがあります。
新たな業務に挑戦することで、新日はこの先も衰退することなく、更なる発展・飛躍が有ると確信しています。
全社員に向けて宣言します。
新日は、これまで以上に『自在に変化し攻撃的な姿勢と覚悟で新たな業務分野に挑戦します。』
これが、新入社員以外の皆さんへのメッセージです。
そして最後に、改めて新入生の皆さんへのお願いです。
明るく、かつ前向きな新入社員への期待は大きなものがあります。
最初は、難しい仕事と感じるかもしれませんが、直ぐ慣れると思います。
どうか新日社員の一員として、社の空気に溶け込んで頂き、
一緒になって「建設コンサルタント業」を究めて行きましょう。
一緒になって「明日の新日」を築いていきましょう。
宜しくお願いします。