平成29年 年始式
脇田会長挨拶(要旨)
皆さん!あけましておめでとう。今年のお正月は穏やかな天気のなか、皆さんから頂いた年賀状を楽しく読みながら過ごしました。ありがとう。
さて、平成29年の年頭にあたり、3つの話をします。
1.まず「型をつくる!!」ということについて
①当社は今年、創業48年目、間もなく50年という節目を迎える。
新日グループとして当社は、10年20年30年40年と経る中で、事業構造、組織構成、財務戦略などの面で、「1つの型」ができつつある。
簡易な言い方をすると、儲けた資金の配分について、給与、投資、貯蓄などをどのように活かしたかにおいては、以前よりはるかに力強くなってきている。
②フランチャイズのスタイルを想像してみてほしい。「きっちりした型」ができると、必ず成長する速度も速くなる。成長には「型をつくる」ということが大事だとわかる。
③会社の持続的成長の基本は、人・モノ・金が事業構造、組織構成及び財務戦略等を通して総合力を発揮することにある。しかしながら、「型」ができると、静かに陳腐化・停滞化が始まり、型が崩れ始める。
そこで、さらなる持続的成長は、「型を破る!!」ことであることを皆さんに伝えたい。
また個人の持続的成長のためには、自分の型や殻を破ることが自分のためになり、会社のためにもなる。
2.私自身のことについて
私は今、3つの課題を背負っている。
①一つ目は、三重県伊勢市駅前の伊勢再開発事業を完成させること。
土地の一所有者(㈱ミタス伊勢)として、コンサルタント(㈱新日)として参画している。
②2つ目は新社屋の建替え。
近隣に土地の購入を検討中であり、本社社屋移転後は、跡地に高級賃貸ビルを建設したい。
③3つ目は事業継承。
今年当社は創業48年、私は74歳になる。創業百年に向けて、事業継承をスムーズに行わなければならない。
3.健康こそ一番
最後に、皆さんに強く伝えたいことは、「健康こそ一番!!」であるということ。今年は、政治、経済及び社会情勢などが、さらなる激変の年になるかもしれない。
我々は何があろうと、ぶれることなく、専門技術者として「奉仕に徹し、一歩、一歩、・・・また一歩」、この道しかない。本年もどうぞよろしく。
以 上
秋山社長挨拶(要旨)
皆さん!あけましておめでとうございます。
先に会長が言われたように、今年は創業48年目。
単純に今年だけをとらえればただの通過点。しかしながら、今年から創業50年にかけては、これまでの社歴のなかでもきっとアニバーサルイヤーになるはず。
それは、皆さん!現在携わっている業務を振り返ってみてください。
次の大きな三つの事業は、きっと歴史的経験になるはずです。
まず1つ目は、何百年に1度の自然災害と世界的原発事故による被害を受けた岩手県釜石市や福島県等の東北復興事業。2つ目は、名古屋と品川を時速500km、40分で結ぶという国家プロジェクト、リニア中央新幹線建設事業。3つ目は、電力会社の発送電力分離など、電力会社の大変革が予想される中で生まれてくる業務など。 これらはどれもこれまで経験できなかったビッグプロジェクトであり、これらに平成29年も従事していきます。また、会長が主導している三重県伊勢市の駅前再開発事業は、リニア開通後の名古屋のまちづくりの良い経験となるはずです。
どうぞみなさん!これらビッグプロジェクトに携わることは、当社50年の実績のなかでも、歴史的な時間であり、この喜びをかみしめ、、将来に向けて大きく羽ばたきましょう。
平成29年も皆さんのご理解と協力をよろしくお願いします。
以 上