平成25年 年始式
脇田会長年頭挨拶
あけましておめでとうございます。
会社創立44年目の年を迎えるに当たり、社員の皆さんに改めて感謝いたします。
私は経営責任者として、その倍、100年持つ企業、存続する「良い会社」とするにはどうしたらよいかを一生懸命考えています。
ぜひともやらなければいけないことの話をします。
数値目標としては、新日グループ全体で売上高30億円、利益3億円を掲げたいと思います。現在は売上高15億円、利益2億円弱という所にいます。今年も何が起こるかわかりません。計画してもその通りに行くかどうかわかりません。しかし、計画をたて一つ一つ推し進めたいと思います。
それには、時代の変化に対応していく能力、気力がなければ、必ず挫折すると肝に銘じて下さい。特に幹部社員には、変化を敏感にとらえ、当社の差別化を常に見つめ、持続的に取り組んで頂きたいと思います。
この夢を実現するには、皆さんの協力、支援なくしてはなしえません。私も経営責任者として、これを念じ続け、考え続け精いっぱい頑張りたいと思います。
今年もどうかよろしくお願いします。
秋山社長年頭挨拶
明けましておめでとうございます。
年末勉強会から1週間、いよいよ平成25年も始まりました。年齢を重ねるごとに、一年一年が早く感じるのは私ばかりではないと思います。しかも、最近では、正月になってもスーパーも元旦から営業し、正月らしい行事も少なくなって、寂しい限りです。
私たち団塊世代以上の者が子どもの頃の毎年の正月の楽しみは、カルタ、すごろく。そして、屋外ではコマ回し、凧揚げなど。特に男子の間では、コマ回しや凧揚げが上手だと、結構、親分的存在になれたものでした。
私が子供の頃の記憶では、凧は、和凧しかなく新聞紙を切って、タコの足を糊付けしバランスをとらないと、洋凧とは違って上手く上がりませんでした。凧揚げは結構コツが必要な遊びで、適当に風がある日でないとなかなか上手く上がらず、しかし上手く上がると、それこそ凧が点ほどに小さくなって見えなくなるほど高く上がり、夢中になったものでした。凧を揚げるコツは風を読むことから始まります。
最初凧を上げるときは、風に向かって進めなければ上手く上がりません。風に向かって上手く風に凧を乗せてこそ、凧は気持ちよく上がってくれるのです。
私が幼い頃1950年代に活躍したイギリスの首相で、チャーチルという政治家の言葉を紹介します。彼は『凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。いわば、逆風の時であり、風に流されている時ではない』と言っています。
昨年末には自民党政権となり、公共事業が増えるとされていますが、我々の業界は今なお逆風のまっただなかにあります。
昨年末、皆さんには新天地への開拓、新規業務への挑戦をお願いしたところです。厳しい状況を耐え、知恵を絞って厳しい状況に立ち向かい、挑戦してこそ発展の道が開けてくると思います。
平成25年は、「逆風をチャンス」と捉え、チャーチルの言う『逆風の時こそ凧は高く上がる』の言葉を信じて、この逆風に立ち向かいましょう。
皆さんの協力を宜しくお願いし、平成25年年頭にあたっての挨拶とさせて頂きます。