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トピック 2015.04.27

平成27年度 入社式

今年は、5人の新入社員を向かい入れることとなりました。

ひとり一人、それぞれの思いを抱いて、緊張の面持ちで入社式に出席しておりました。

ちょうど30年前、私も同じ場に立って、不安と希望に満ちあふれていたことを昨日のように思い出しました。

「当社の明日を背負う新入社員、共に頑張ろう!!もっともっと、いい会社にしようよ!」

脇田会長あいさつ(要旨)

新入社員の皆さん、4月は新たな人生のはじまり、入社おめでとう!

当社は、建設コンサルタント業を中心とした総合建設コンサルタント。

建設関連の専門技術者の集まりです。

コンサルタントとは、日々積み重ねた学識や経験に基づき、物事を判断し、伝達することが基本的な仕事です。

そして、それによって報酬を得ているのです。ですから、資格取得はもちろん必須となります。

皆さんがコンサルタントとして活躍するには、まず勉強を充分し学識を養い、現場第一主義を忘れず経験を積み重ねることが重要です。

5~10年ぐらい経つと、判断力や伝達力が養われ、初めて技術者として成立するのです。

ちょっと辛口になりますが、皆さんには技術者としての覚悟を持っていただきたいと思います。

「会社が何かを自分にしてくれるではなく、自分が会社に何かをする!自分が社会に貢献する!」という意識と覚悟をぜひ持っていただきたいと思います。

仕事では、自分の立場を常に考え、仕事に取組み着実にこなしていただきたいと思います。

周りの皆さんも新入社員を温かく見守り、質問には納得するまで付き合ってあげてください。

秋山社長あいさつ(要旨)

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます!

新入社員の皆さん!ほかの社員に対してもお願いがあります。

「仕事に対して積極的な姿勢を見せてください。」

建設関連業の一員として、受注した仕事を惰性的に行う、俗に言う飯の種だからしょうがなく仕事をするという消極的な姿勢ではなく

自分が担当した仕事を成し遂げる、いわば、仕事をやり抜く、道を究めるといった積極的,攻撃的な姿勢・覚悟で臨んでほしいと切に願います。

この建設コンサルの仕事に就いて、40年50年が経過した将来、それこそ還暦を迎えるような年齢になった時

自分が歩んできた道を振り返った時に、自分自身が会社にどんな実績を残してきたか?また、社会に対しどんな貢献ができたか?

我々の仕事は、実績が必ずしも目に見える物ばかりとは限りませんが、将来に確かな足跡を残すことが出来、また語ることが出来る仕事です。

皆さんは4年前、テレビのニュース等で家や車が流されていく悲惨な状況を目の当たりにしたと思います。

現在、新日は岩手県釜石市や宮城県石巻市の復興事業、及び福島県大熊町、双葉町中間処理施設建設に伴う建物等調査に取り組んでいます。

現地視察の際には皆さんも自分の目で、現地で新日の技術者が熱い情熱と姿勢で仕事をしている姿をぜひ見てきてほしいと思います。

また福島県大熊町、双葉町の中間処理施設建設事業でも、福島第一原発から数kmの位置にあり

放射線の問題があって誰もが現場に自由に入れるものではありませんが、是非という者には機会をつくり体験してもらいたいと思っています。

震災後4年がすでに経過し、復興予算の多くは平成27年度までで大方は終わる予定とされています。

しかし現地はまだまだ悲惨な状況です。やらなければならないことが山積しています。

当社では今後も復興業務を継続して支援したいと思います。

建設関連の仕事に携わる技術者にとって、震災復興は宿命でもあり、社会貢献への大きな使命でもあると考えています。

本日は新入生歓迎とともに、新日が取り組んでいる業務のうち震災復興業務への取り組みと復興に対する今後の姿勢について

全社員皆さんにも知っていただくために紹介しました。

そしてこの復興の次は、2027年開通予定のリニア新幹線関連業務への参加も大きな目標として捉えています。

名古屋駅周辺の用地取得に関する業務、不動産登記の関連業務等、全社挙げてその大型受注を狙いたいと思います。

最後に、新入生の皆さん!

私は積極的かつ前向きな姿勢の皆さんに大きな期待をしています。

どうか新日社員の一員として、一日も早く社の雰囲気に溶け込んでいただき、一緒になって建設コンサルタント業を究めていってください。

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